「レコードはレコード屋に」がベストです。

中古レコードを販売するということ

昨今、オークションやメルカリなどを通じ、その商品の詳細を知らなくても販売することができるようになりました。
またアナログレコードブームともいわれており、アナログレコードを楽しむ方も増えてきています。

しかし、中古アナログレコードは普通の中古品と違い、取扱いが非常に難しく、商売とするのは非常に困難なモノとなっております。

理由1:売上単価が安い事が多すぎる

実は、中古LPレコードの一般的な販売価格は700円以下〜ほとんど値段のつかないもの、全く売れないものが多いのです。

経験上、一般的な人が集めてらっしゃったレコードの中に1000円以上の値がつくものは100枚中20枚程度、中には3000円以上値がつくレアなものもありますが、100枚に1枚程度です。それにたどり着くまでに、ほとんど売れないもの、売れても500円以下のものを大量に販売しなくてはいけません。

「単価が安いもの・商売にはならないもの」と、「ちゃんと商売につながるもの」を瞬時に判断し振り分けなくてはならないのです。
これはどのくらい値段がつくのだろうかと、手間をかけて1件ずつ商品を検索してもほとんどは徒労に終わってしまいます。

理由2:商品の状態を的確に説明しないとトラブルになる

CDや本などの場合、またCD に付属している本など外観は、写真を載せ、見た目の状態を記せばお客様に理解してもらえます。
また、CDの盤面にスレがあったとしても、最終的には音飛びするかしないかだけの問題で中から聞こえてくる音は同じものです。

しかしアナログレコードは盤面のスレ具合やキズ具合でどのような再生具合になるかを的確に判断しないといけません。普通の人が見た感じは綺麗でも、聞くに堪えないほどのノイズが出ることもあり、逆に盤面が汚くてもクリーニングすれば綺麗に再生されるものもあります。

理由3:知らない所からのレコードは買いたくない

理由2で述べたように、アナログレコードの扱いは非常に難しく専門的な知識を要します。手に入れた大量のレコードを1枚1枚すべて再生してチェックしてということはやってられません。ぱっと見た目でどのような再生具合か予想が出来ないと正確な状態判断が出来ません。

なのでレコードファンは特定の信頼できるレコード屋さんや出品者から購入することが多いのです。

確かにレアなものなら、誰が販売してもちゃんと値段がつきます。しかし、1500円未満のものに関しては、他でも手に入る事が出来るものですので、知らない人、信用できなさそうな人からの購入は避ける傾向があります。

ということは、専門店では1000円ぐらいで販売できるものが、信頼できない人だと数百円になったり全く売れないという事が起こりえるのです。これは他の中古業界ではあまりない特徴的な事象だと思います。

レコードはレコード屋に

手元にある中古レコードを使って一番高く収入を得る方法は、1枚1枚すべて自分でオークションやメルカリで販売する方法です。これは間違いありません。

自分で集めたレコードが珍しいモノ、人気のアイテムだと思われるのなら間違いなくそうされた方がいいと思います。

しかし、上記の通り、手間と結果を考えると、労力に見合った金額に至らない事がほとんどだと思います。

結果、まとめた状態で箱で出品することになってしまい、結局それも値段がつかず、なんだかすっきりとしない結果となります。

手間もかからず、部屋も直ぐに綺麗になり、それなりに金額をもらえるレコード店で買取して貰った方が満足度で言うと高い!という事になると思います。